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みなさんこんにちは!

北千住巻き爪矯正院フルフィルです。

巻き爪や変形爪、たこ・魚の目の原因として「合わない靴を履く事」があげられます。

とはいえ自分にどのような靴が合うのかをしっかりとわかっている方は少ないのではないでしょうか。

 

巻き爪の原因「合わない靴」

美脚は靴を選ばない新しい靴を買っても結局足に合わず痛くなり、一度はいて靴箱にそのまま‥なんてこともありますよね。

自分の足がどのようなタイプなのかを知ることで靴の失敗を防げ、巻き爪などの爪の問題を防ぐことができます。

足のタイプ3種

エジプト型の特徴

親指が一番長いタイプ。日本人の6割がこの形と言われています。この場合には、小指が靴にすれることが多く小指に副爪ができてしまったり、たこ・魚の目ができやすくなります。
少し大きめのサイズの靴を選ぶ方が小指への負担は少なくなります。また、靴の形は親指を圧迫しないオブリーク型と言われる形があっています。
オブリーク型は親指のあたりに靴先のカーブがあるものです。

ギリシャ型

人差し指が一番長いタイプ。以前は欧米の方に多い足の方でしたが、最近は日本人にも増えている足型です。
靴は足の長さの通りを選び、つま先が細めの靴でも比較的爪への負担が少ないタイプです。

スクエア型

親指・人差し指・中指がほぼ同じ長さの足です。非常に珍しい足型です。合わない靴が多いため1〜2サイズ上の靴をはくのがおすすめです。爪先が四角になっているタイプで余裕がある靴が理想です。

靴の種類ごとのチェックポイント

スニーカー

スニーカー
足に比較的負担の少ないスニーカーですが、メーカーによって特徴があります。幅が広めの方が狭いメーカーの靴を無理して履けば、足への負担は大きくなってしまいます。普段革靴を履いている方はスニーカーは素材が伸びないことが多いので、ワンサイズ上から試すのがおすすめ。甲の部分が紐などでしっかり固定できるものの方が足への負担が少ないです。

パンプス

パンプス
巻き爪の原因になることも多いパンプス。チェックポイントは3点です。

①かかと

かかとと足の間に隙間がないこと、またパンプスのかかと部分を摘んだ時ヘコッと潰れてしまうものは支えが弱く足が安定しにくくなります。足が安定しないと重心のずれや無駄な力が足に入り、巻き爪など爪の問題につながります。

②履き口

靴を履いて立ったときに、甲の部分に「ほんの少し指が入り動かせる」くらいのサイズ感を目指しましょう。

③つま先

靴を履いた際、つま先の部分に10mmくらいの余裕があるものを選びましょう。靴の中で足の指を動かせるかどうか確認してください。試着の時点で爪先に圧迫を感じるものはやめましょう。

サンダル

サンダルはつま先が空いているので、爪への直接的な負担は少ない靴です。
けれども大きすぎて前滑りしてしまったり、土踏まずが浮いているような状態になっても一定の部分に必要のない力が入ってしまう事で、たこ・魚の目など角質の問題がでてしまいます。

プラスポイント

どの靴にも共通する事ですが、試着の時点でつま先に窮屈さを感じるもの特定の部分が当たっているものや、靴の裏が柔らかすぎてグニョグニョと曲がってしまうような靴も足への負担が大きいので選ばないようにしましょう。
(靴底は足と同じように指の付け根のあたりでのみ曲がるものが最適)

合わない靴を買ってしまった場合には

そうは言っても自分に合う靴を選ぶのは本当に大変ですよね。購入する際は大丈夫と思ってもいざ歩いてみると痛みがでてしまったり、革靴の場合には思った以上に靴が広がってしまったり。

靴が大きすぎた場合は‥

靴が大きすぎて困った場合には、中敷や部分パッドを入れましょう。中敷きは100円から高級・高性能なものになると数万円とかなり価格帯が広くなります。
やはり100円のものよりは靴屋さんできちんとしたものを購入した方が足負担を軽減し疲れにくくなるようです。

靴が小さすぎた場合は‥

購入した店へ相談するのが一番ですが、革靴ならストレッチャーという靴を伸ばす器具を使用するのが一般的です。
特定の部分が足に当たってしまうような場合には、15秒ほどドライヤーの熱をあて親指で馴染ませるという方法があります。※素材によっては熱で靴が傷んでしまう場合もあります。

最後に

巻き爪や足の問題を起こさないようにするには、今現在の状態を自分で知ることがとても大切です。
デパートなどで一度「シューフィッター」という靴のプロの方に靴を選んでもらい自分の足の状態を把握するのもおすすめです。

とはいえ、既に爪に問題が起こってしまっている場合には合う靴を探すのはより大変な作業になりますし、合わない靴を履けば巻き爪の悪化にもつながります。
既に爪や足に問題が起こっている方は一度ご相談ください。