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巻き爪の原因をプロが徹底解説します。

足の爪の切り方や靴の選び方など、人によって巻き爪になる原因は様々です。

自宅でできる予防・セルフケアの方法も紹介していますので、

辛い症状でお悩みの方は参考にしてみてください。

目次

1 巻き爪とは

2 巻き爪が起こる5つの原因

3 巻き爪矯正セルフケア

4 巻き爪の予防

5 当院の施術について

6 執筆者プロフィール

巻き爪の痛み、あなたも我慢していませんか?

毎日の生活に潜む「爪の痛み」。

この小さな不調が外出時の気分を害し、 ストレスに感じることも多いのではないでしょうか。

巻き爪が進行すると、痛みは増し、歩行にも支障がでます。

それが原因で体のバランスが崩れ、腰や膝のトラブルへとつながることも。

巻き爪は、思っているよりも深刻な問題として体全体に影響を与えることがあるのです。

巻き爪を正しく理解し、

適切にケアすることで痛みのない快適な日常を手に入れることが可能です。

この記事では、巻き爪の原因から、効果的な対処法まで詳しく解説。

健康的な足元を取り戻すための第一歩として、ぜひ最後までご一読ください!

まずは悩んでいる巻き爪がどんな状態なのか知っていきましょう。

■①巻き爪とは

巻き爪とは、爪が曲線を描いた状態です。 肌に食い込むことで炎症が起こり痛みを発生させます。

軽度の場合には、 靴をはいた時だけ痛くなるなど常に痛いわけではないこともあります。

ひどくなってくると、常に痛みがある状態に。

皮膚の炎症が悪化し膿むなどして、歩行も困難になってしまいますので、

早めの対処が必要です。

■②巻き爪が起こる5つの原因

巻き爪になってしまうのにはいくつかの原因があります。

ご自分の生活と照らし合わせ、巻き爪の原因に当てはまっていないかチェックしてみてください。

groomed dry skin on feet and heels, cracked corn

原因1 靴の選び方が間違っている

適切でない靴が巻き爪の主な原因です。

特に、足を圧迫する靴を長時間履くことで爪が変形してしまうリスクが高まります。

また、大きすぎる靴を履いていると、足の形状が変わり、巻き爪の原因となることも。

原因2 爪の手入れの誤り

短すぎる爪の切り方「深爪」。

この状態が続くと爪が皮膚に埋まり巻き爪を招きます。

すでに巻き爪になっている方が痛みを軽減しようと深く切る習慣が続くと、

痛みは一時的には和らぐものの、長期的には巻き爪の進行してしまう可能性が高いです。

原因3 筋力の低下

足の筋力が低下することも巻き爪の一因です。

足の筋力が低下すると、歩行時の力のバランスが崩れ、

爪への負担がかたより爪の変形を起こしてしまいます。

原因4 歩行のクセ

·外反母趾や扁平足など、足自体に変形が起こっている

·体のどこかに痛みがある

などの原因により歩行する際の重心の掛け方に前後、

左右の差ができてしまうことで 爪に負担がかかり巻き爪になってしまう可能性があります。

原因5 爪水虫

一部の薬剤や、爪水虫という症状は巻き爪のリスクを増加させる可能性があります。

代表的な原因をお話ししていきましたが、

巻き爪の原因は1つだけ当てはまるよりも複数の原因によって爪に問題が出てしまうことが多いです。

■③巻き爪矯正セルフケア

巻き爪になってしまったら「できれば自分でどうにかしたい!」と 最初は感じる方も多いですよね。

自分でできる対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1市販の巻き爪矯正器具

市販でも爪を真っ直ぐにする矯正器具は販売されています。

しかし、軽度の巻き爪にしか効果がない上に、 正しく使用するのが難しいのが難点です。

2コットンパッキング法

コットンを使用した巻き爪のセルフケア方法です。

この方法は根本的な治療法とは異なりますが、

初期段階の巻き爪に対する一時的な痛みの緩和には有効です。

<必要な物>

コットン、ピンセット

<方法>

具体的な手順はシンプルです。

米粒大のコットンをちぎり、痛みを感じる巻き爪の部分と皮膚の間に挟み込みます。

そうすることで、爪がさらに皮膚に食い込むのを防ぎ、

痛みが和らぐことが期待できるのです。

しかし、日々のケアとしては毎日コットンを新しく取り替えることを忘れずに。

注意: コットンの大きさは、

適切なサイズを何度か試し痛みがないか調整することが必要です。

3テーピング

爪の下にある皮膚をテープで引き下げることで、

爪が皮膚に食い込むのを防げます。

コットンパッキングと同様に初期段階での巻き爪や痛みの緩和に効果的です。

当院でも、専門的な矯正治療と併用しながらテーピングの方法をお伝えしています。

<必要な物>

テーピング用テープ(一般のドラッグストアで購入可能)

<方法>

痛みを感じる部位の爪の下に、

テープを皮膚を下げるようして貼り付けます。

テープを貼る際は、指の一方の側から始めて、

反対側でしっかりと固定するよう気をつけましょう。

また、このテーピング法はコットンパッキング法と併用することで、

より効果的に巻き爪のケアを行うことができます。

ただし、テーピングとコットンのどちらも1日1回は交換が必要です。

ここまでで説明したように セルフケアでは軽度の巻き爪の改善や痛みの緩和の効果しかなく、

爪を正常な状態にするのは難しいです。

できれば、このような対処を必要としないでいられるよう

巻き爪にならない生活ができるのが理想ですよね。

■④巻き爪の予防

1合う靴を履く

『靴が窮屈に感じる』『少し足に当たっている気がする』

この程度だと『そのうち慣れるだろう』と、

我慢して靴を履いてしまっている方も多いです。

ひどい痛みを感じていなくても、

足に合わない靴を履き続ければ巻き爪などの足の問題を引き起こしてしまいます。

そのうち楽になるだろう、は足が靴に適応するのを待っている状態。

それは足の変形を招く行為であることを覚えておいてくださいね!

【足に合った靴を選ぶための4つのポイント】

●サイズ 靴が小さすぎると、つま先が圧迫されて爪が変形する原因となることがあるので、

自分の足のサイズに合った靴を選びましょう。

足が前後左右に動かない、でも締め付けられないサイズが理想です。

●広めのつま先 つま先が狭い靴は、

特に長時間履いていると足の指が圧迫されるため、

広めのつま先を持つ靴を選ぶと良いです。

●ヒールの高さ 特に女性のハイヒールは足の圧力が前方に移動し、

つま先に重圧がかかる可能性があります。

低めのヒールやフラットシューズが巻き爪を予防するのに適しています。

●良好なアーチサポート 足のアーチサポートがしっかりとしている靴は、

足の全体的な健康を維持するのに役立ちます。

2正しい爪切りをする

先ほど巻き爪の原因の1つとして紹介した「深爪」。

巻き爪にならない、また、巻き爪をさらに悪化させないように正しい爪の切り方を知っていきましょう!

正しい爪切りの方法 巻き爪を防ぐために大切なことは、

·爪をまっすぐに切り

·角を丸くすること

爪の長さは指先と同じくらいが目安です。

3歩き方のクセをなくす

自分の普段履いている靴の裏をみてみると

左右片方だけすり減っている方が多いです。

これはすり減っている方の足に体重を偏ってかけてしまっていることの現れ。

右がすり減っている方は右に体重をかけすぎないようにするなど

バランスを見直してみてください。

ご自身の歩き方のクセや体重のかけ方を確認し

足の負担を減らすようにしていきましょう。

4足のアーチをつくる筋トレをする

巻き爪になる人は足自体の形に問題が起こっていることがあります。

その中でも多いのが、

足裏に必要なアーチが消失している扁平足(土踏まずがない)や開張足(横のライン)です。

これを防ぐために必要なのが足の親指をしっかり使い足の筋肉をつけること。

おすすめの運動は

・床においたタオルを指でつかむ運動

・足指をグーチョキパーで動かす運動

上記の予防をして巻き爪のなりにくい生活をして健康な足を守りましょう。

しかし、すでに巻き爪になってしまっている場合ご自分の力でどうにかするのはとても難しいです。

当院にも病院へ相談しても良くならなかった、

何度も再発してしまう、といろいろな悩みを持った方がご来院されます。

巻き爪の痛みがある方、 今はまだ痛みは生じていないが爪が巻いてきてしまっている方は

一度専門家にご相談ください。

■⑤当院の施術について

1. 矯正の原理

巻いている爪に透明のプレート状の器具を貼り付け てこの原理を利用して、

爪を平らな状態に徐々に戻していきます。

一気に根本まで矯正を試みると、

爪に過度なストレスがかかるため、 爪の先端から回数を重ねて、

爪の根元まで正常な状態に矯正することが必要です。

軽度の場合は4回程度の施術ですが 爪の状態や個人個人の性質により回数は上下します。

2. 施術の痛み

多くの方が気になるでしょうが、

施術自体に痛みはありません。

施術中も痛みがないかこまめに確認をしながら進めていきます。

安心して施術を受けてくださいね。

3.器具の見た目

金属をイメージするかもしれませんが、

当院で使用するプレートは透明なので、

施術後はまるでジェルネイルを施したかのような自然な仕上がりとなります。

4. 施術後の生活

施術を受けたその日から、

普段の生活を楽しむことができます。

靴を履いてすぐに帰宅可能で、お風呂や運動にも制限はございません。

ただし、足に大きな負担がかかるスポーツ、

例えばサッカーなどをする予定があるようであればご相談ください。

5保証

・器具が外れてしまった場合は施術10日以内であれば無料で付け直し

・施施術5日以内であれば理由に関わらず全額返金保証

上記2点の保証を設けております。

こちらからお問合せください

■6監修者プロフィール

北千住巻き爪矯正院フルフィル 院長 田村一斗

Pediglass Technology(ペディグラステクノロジー)

CLIP-ON!(クリップオン) という巻き爪施術の認定資格 を保有しており、

今まで延べ3万人の爪をみてきました。

巻き爪は今回説明したように、さまざまな原因によってなります。

ですから、

一度根本から矯正を行い正常な爪になったとしても

その後の生活が変わらなければ再発してしまう可能性はあるのです。

当院では、再発を防ぐためにお一人お一人の生活をお聞きし、

足の状態をみて再発を防ぐようアドバイスも行いながら、

矯正をおこなっていきます。

病院では改善しなかった方や痛みに弱い方も一度ご相談ください。