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こんにちは。北千住巻き爪矯正院フルフィルです。

今回は当院の施術のメインメニューである「巻き爪・陥入爪(まきづめ・かんにゅうそう)」についてご説明します。

前回爪には様々な体の状態が出るとご説明しました。

「巻き爪」はその名の通り爪が巻いてしまった状態をいいます。

「陥入素」は爪の端が皮膚に刺さり炎症を起こしてしまっている状態をいいます。見た目としては爪を前から見た際ホチキス状になっています。

巻き爪

巻き爪に気がついていない場合も

「爪が巻いているから巻き爪」とは言っても巻き爪になっていることをご本人が気がついていない場合もあります。

当院では巻き爪施術の前に爪の巻いている角度を測ります。10度から30度は正常な状態、40度から60度は軽度、60度から80度は中度、80度から100度は重度です。

見た目がグッと巻き込んでいれば、ご自身で見た時に気がつくと思いますが、軽度や中度の初期ですと見た目にそこまで違和感なく、ご本人に痛みがなければご自身が巻き爪という自覚がないこともあります。

爪の正しい状態を知っていれば、巻いていることにも気が付くと思いますが正しい状態を知らず痛みがなければ「巻き爪」ということを知らず過ごしてしまうのでしょう。

爪には痛覚がありませんので、巻き爪の痛みは爪が巻いていることによって起こるのではありません。巻き爪の痛みとは、爪が巻いたことにより皮膚に接触が起き皮膚の炎症が起こることによって生じます。

上で炎症が起こるのは「陥入爪」と言いましたが、「巻き爪と陥入爪を併発している方」や「陥入爪ではないが巻き爪により炎症が出ている方」など様々です。

巻き爪の原因

①ヒールや窮屈な靴、足にあわない靴ヒールや窮屈な靴、足にあわない靴

ヒールや狭い靴を履くことが巻き爪の大きな原因といわれています。爪が靴により圧迫され折れ曲がり巻き爪になります。

ヒールのリスク

②間違った爪の切り方

「深爪」という爪を短切り過ぎた状態が続くと、爪の両端が皮膚に埋もれた状態になります。歩くたびに爪の両橋が皮膚におされて爪が巻いていってしまいます。

また、巻き爪で痛みが出た際に、深爪をすると一旦は痛みがおさまるので深爪をしていってしまう方がいます。そうするとその時は痛みがなくなりますが、巻き爪自体は進行していってしまいます。

間違った爪の切り方

③足の指の筋力が弱い

高齢の方や入院中の方に巻き爪が多い理由が筋力の問題です。歩く際に地面から跳ね返ってくる力を受け爪は正しい形を保てていると言われています。

高齢の方の場合足だけでなくお体全体の筋力が落ちているのですが、爪にも筋力低下の影響がでて爪は正しい状態を保てなくなります。

④足の指に力がかからない状態が続いている。足に変形などがある。

浮き足という指を浮かせあるいてしまう歩行の癖がある方や外反母趾がある方は歩行の際、筋力の使いかたに歪みが出ます。そのため爪にかかる力も偏りがでて巻き爪になりやすいのです。

また、子供のころから大きすぎる靴を履いていた場合も足の変形は起こりやすく、年齢が若い方でも巻き爪になるのには子供の頃の靴選びの影響もあります。

⑤その他

飲んでいる薬の影響や爪白癬という爪の水虫によっても巻き爪は起こるとされています。

どれか一つの影響で巻きになっているというわけではなく、いくつかの要因によって巻き爪になっている場合もあります。

当院の施術

フルフィルでは特殊な器具を使用し、巻いてしまった爪を正常な状態に持っていきます。器具というと機械のようなものやゴツッとした見た目を想像する方もいるのですが、器具は透明で目立ちませんのでご安心くださいね。

巻き爪の原因をみつけることは簡単ではありませんが、当院では再発防止のためにも来院された方の「なぜ」巻き爪になったのか「どうしたら」今後巻き爪にならないかを考えていきます。

なかには「ヒールを履くと爪先がいたくなる」「自分の足に合う靴が少ない」と悩まれている方もいますね。

スニーカーなどを履いていれば痛みがないので、自分の足に問題が起きていると気が付いていなくても、実は巻き爪だったりします。

普段痛みがなくてもヒールやキュッとした爪先の狭い靴を履いた際に爪先がいたくなるのは、靴の圧迫により爪が抑えられ巻いている爪が皮膚に当り痛みを発しているのです。

巻き爪矯正をして爪がフラットな正しい状態になると、ヒールを履いても痛みなく過ごせることも多いですよ。

「爪の健康」という観点からはヒールはお勧めできませんが、自分好きな靴をストレスなく履けることは素敵なことだと思います。

悩んでいるかたはどうぞご相談ください!

北千住巻き爪矯正院フルフィル