みなさんこんにちは!
北千住巻き爪矯正院フルフィフルです。
「巻き爪」とネットで検索すると、
「セルフケア」や「自分で治す」という言葉が予測変換で出てきます。
できれば通院せずに改善したい、と思っている方が多いのが伺えますね。
巻き爪の方が病院や矯正院へ通院する際の心配事や面倒な点は‥
・通院自体が面倒
・痛いのが心配
・金銭面の不安
あたりでしょうか。
このまま放置すると
巻き爪は自然に改善しません。放っておけば、悪化していきます。
痛みがひどくなると歩行に支障がでて外出できなくなったり、生活に制限がでます。
爪一枚のことですが、ひどくなると今と同じ生活はできなくなるのです。
巻き爪用のセルフケア
いくつかご紹介します。
いま痛みがある方はお試しください。
(常に爪に痛みがあったり、炎症や出血が起きている方は自分でなんとかしようとするよりも早く専門の機関で診てもらってくださいね。)
1.コットンパッキング
巻いている爪と皮膚の間にコットンを入れ爪を食い込まないようにする方法です。
当院でもお客様にお伝えし、行っていただく場合があります。
ごく軽度の巻き爪なら効果が出ることがあります。
皮膚に食い込んだ爪をコットンで皮膚に刺さらないよう持ち上げているので皮膚の痛みは取れます。
巻き爪の根本改善する方法では無く、巻き爪の痛みを取る方法と考えてください。
用意するもの
コットン
ピンセット
方法
コットンを米粒大だけちぎり、巻いている爪と皮膚の間(爪のした)にコットンを入れます。
コットンを入れることで、爪が皮膚に食い込まなくなり痛みが取れます。
コットンは毎日取り替えてくださいね。
<気をつけること>
コットンが小さすぎると入れる意味がないので効果が出ません。逆に大きすぎると、爪の負担になり痛みがより出てしまう場合もあるので、痛みが改善される適切な大きさを何度か入れ直し試してみてください。
2.テーピング
コットンパッキングと併用して行ってくださいね。
テーピングもコットンと同様1日で交換してください。
当院でも矯正と併用してセルフケアとして行っていただくことがあります。
用意するもの
テーピング用テープ(ドラッグストアなどで売っています)
方法
下の写真のように、テープによって爪の周辺の肉を下にさげ、爪が食い込むことを防ぐ方法です。
痛みが出ている爪の下にテープを貼ります。(テープで肉を下にさげる)
指の左側からはった場合は指の右側にテープを止めます。
3.セルフ矯正器具
市販でも矯正器具は販売されています。
物によっては軽度の巻き爪であれば痛みが取れるようですが、こちらも根本的に巻き爪を改善するというよりは、痛みを取る対症療法だと考えた方がよさそうです。
再発防止・悪化防止3つ
巻き爪の原因となる生活習慣を改善することも重要です。
今巻き爪になっているところが、生活習慣を変えただけで自然に改善するわけでありませんが、
生活習慣を改善することで悪化をなるべく防ぐことはできます。
また、巻き爪は一度改善しても、再発することがあります。
というのも巻き爪になりやすい生活は変わっていないことが多いからです。
巻き爪に一度なった方、これ以上ひどくしたく無い方は生活習慣の改善をしましょう。
1爪の切り方に気をつける
巻き爪になると痛みをなくそうと爪を深く切ってしまいがちです。
・爪の先端の白い部分をすべて切ってしまう(深爪)
・爪の形に沿って丸く爪を切ってしまう
をしてしまう方は巻き爪になりやすくなります。
正しい爪の切り方はこちらから
2足にあった靴を選ぶ
先端のきつい靴など足に合わない靴を無理して履いていると、
偏った部分に負担がでたり、横方向から圧迫があることで、巻き爪になりやすくなります。
履いた時に痛みや圧迫を感じない靴を普段から履くようにしましょう。
3足の指を使う
足の爪は歩行の補助の役割があります。
歩行をすることが減ると役割を失い爪が正常に機能しなくなるようです。
足に合わない靴で負担をかけながらの歩行は爪の負担になり巻き爪を発症しやすくなります。
すでに巻き爪になっている方が、痛みを堪えながら歩行すると巻き爪はひどくなりますが、現在爪に問題がない方の場合は足に合う靴でしっかりと散歩など歩く機会をつくり足の指を積極的に使いましょう。
まとめ
今回は自分で行う巻き爪のケアについてお話しました。
いま痛みがある方は、
・コットンパッキング法
・テーピング
で痛みがとれるか試してみてください。
絶対に「爪を深く切って痛みを取る」ことはしないでくださいね!
巻き爪が悪化してしまいます。
とはいえ、今回ご紹介した方法は根本改善ではなく現在の痛みを取る対症療法です。
なので、根本から改善しないとずっと同じような痛みを繰り返してしまいます。
なるべく早く巻き爪を治療している皮膚科や矯正院などの専門の機関で診てもらってくださいね。
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