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みなさんこんにちは!北千住巻き爪矯正院フルフィルです。

今回は爪の感染症についてです。

感染症というと怖い感じがしてしまうかもしれないんですが、「爪水虫」も感染症です。

お近づきにはなりたくないけど、身近には感じる病気ですね。

爪水虫にかからないために大事なのは「時間」です。

水虫について

水虫は白癬というカビ菌に感染、繁殖してしまうことでおこります。

水虫というと足の指の間にジュクジュクとした疾患を思い浮かべるでしょうか?

水虫の3分類

・趾間型

・小水疱型

・角質増殖型

に分かれます。

趾間型の特徴

足の指の間の皮膚がふやけたように白くなり痒みがある。

小水疱型の特徴

土踏まず、足のふちに小さな水疱が多数できてしまう。

上記2分類は、夏に悪化しやすい特徴があります。冬に一時的に収まりまた夏が来ると悪化というサイクルを繰り返してしまう方も多いです。

角質増殖型の特徴

足の裏の皮膚、角質が厚くなる。

痒みがない。

角質増殖型はかゆみがないためかかっていても本人が気が付かず同居の家族に感染を広めてしまうケースが多くあります。

冬には乾燥も手伝い悪化、皮膚がひび割れを起こします。

高年齢になる程、かかっている方が多いです。

また、他の2つに比べ塗り薬の吸収が悪くなるので治るまでに時間がかかります。

「爪水虫」とは

爪水虫は正式には爪白癬と言われ、爪に白癬菌が侵入し感染した状態です。

爪の色は白~黄色、黒っぽく濁り、厚みがでていきます。厚くなると爪はボロボロになっていきます。

角質増殖型と同じく痛みやかゆみは出ないので、ご本人が爪の様子がおかしいと感じても放置してしまうことが多いのが問題です。

放置され家族や身近な人に感染させてしまうことが多くあり、現在日本人の10人に1人が爪水虫だと言われています。

爪水虫を防ぐためには

爪水虫の菌、「白癬菌」が皮膚についてから皮膚内に侵入感染してしまうまでには24時間かかると言われています。

なので24時間以内に足をしっかりと洗えば感染を防ぐことができるようです。

ただし例外もあり、足に傷があった場合には皮膚に白癬菌がついてから12時間で感染するというデータもあります。

どちらにしろ、疲れて帰ってもそのまま寝てしまったりせず、足だけでもしっかりと洗うことは徹底しましょう。

すでに爪水虫になっている場合には

市販の水虫薬は売っていますが、病院に行くことをお勧めします。

それは、爪水虫に似た爪の症状が複数あり見分けることがとても難しいためです。

爪の変形が起こり爪が黄色く分厚くなることや、爪と皮膚が剥がれ隙間ができたことで爪が黄色く見えていることもあります。

病院に行き、しっかりと検査と治療を行いましょう。

病院の治療は1年ほどかかることも珍しくないようなので、根気はいりますね…。

かかってからでは大変です。

爪水虫の予防には12時間以内のしっかりとした洗浄を行いましょう!